~モンゴルの未来を切り拓く、多角的企業グループ~

日本・モンゴル経済同友会では、両国の経済・社会の発展に寄与する企業の活動をご紹介しています。今回は、ウランバートルを拠点に建設、運輸、金融、ライフスタイルなど多分野で活躍するUBグループ(Ulaanbaatar Group LLC)をご紹介します。

UBグループは、約500名の従業員を擁するモンゴル有数の多角的企業グループであり、都市インフラ整備や生活基盤の向上に幅広く貢献しています。現在は、建設、運輸、金融・投資、ライフスタイルの4分野を中核に、持続可能性と顧客満足を重視した事業展開を進めています。

建設分野では、商業施設や住宅開発を通じて都市づくりに貢献し、運輸部門ではモンゴル初となる石油輸送技術を導入して国際原油輸送を展開。金融・投資分野では、地域に根ざした資本形成や資産運用を支援し、ライフスタイル分野では小売・不動産・外食などを通じて暮らしの向上に取り組んでいます。

近年注目されている取り組みの一つが、日本の外食チェーン「吉野家」のモンゴル進出です。2023年1月に1号店を開業し、2025年初頭には4店舗を展開。現地の食文化に合わせた「マトン丼」などの商品開発を通じて、地域に根ざした飲食事業を進めています。また、エネルギー・建設・物流の分野においては、環境への配慮や持続可能な社会の構築にも積極的に取り組んでおり、官民連携(PPP)によるインフラ整備にも関与。今後もモンゴルの都市づくりや社会基盤の発展において、重要な役割を果たすことが期待されています。

当会では、UBグループの展開に注目しつつ、両国の連携の機会を広げる一助となるよう努めてまいります。

UBグループの詳細については、公式ウェブサイト  をご参照ください。